京都大学農学研究科附属農場

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京都大学大学院農学研究科附属農場 文科省教育関係共同利用拠点
次世代の農と食とエネルギーを創る
グリーンエネルギーファーム教育拠点 学外の方対象・教育

共同利用拠点の概要

共同利用拠点

文科省が認定する教育関係施設の共同利用に関する制度で、京都大学農学研究科附属農場は「次世代の農と食とエネルギーを創るグリーンエネルギーファーム教育拠点」として平成28年に認定され、認定期間は平成28年度~平成32年度となっています。全国の大学および高等専門学校の学生は、京都大学の学生と同等・同質の条件で京大農場が提供する共同利用の実習等を受講することができます。

次世代の農と食とエネルギーを創るグリーンエネルギーファーム教育

現在、食料問題、環境問題、エネルギー問題等、人類の生存に関わる地球的課題が顕在化していますが、この課題解決に向けて農学が果たすべき役割は極めて大きく、次世代に向けた新たな農業のあり方を創出する必要があります。
日本の農業では、施設園芸における冬期の暖房や大型農業機械の使用等に多くの化石燃料等が使われ、大量のCO2が排出さており、環境負荷が大きいエネルギー投下型の農業生産となっています。また、農業生産のエネルギーコストが増大して農業経営が不安定となる一因ともなっています。このため、環境負荷を低減した安定経営が可能な農業生産が求められています。近年、太陽光発電が急速に普及しており、平成26年には農地における太陽光発電装置の設置が認められ、農業生産の経営安定や農山漁村の活性化が期待されているだけでなく、広大な農地を利用した再生可能エネルギー生産は、日本のエネルギー政策においても大きく期待されています。
一方、食の安全・安心は社会的な大きな問題となっていますが、多くの大学の学生は食卓に並ぶ野菜や果物は知っているものの、それらがどのように生育し、栽培されているかを知りません。さらに、農作物の品種による食味の違いを知ることは食文化の観点からも重要です。そのため、農作物を自ら栽培して収穫し、調理して食する一連の実習教育が強く望まれます。
京大農場は平成28年4月に現在地に移転し、最新の施設・設備が設置されました。実習施設としては学生宿泊施設や調理実習室などが、環境負荷を低減する施設としては太陽光発電パネル(420kw)やトリジェネレーションシステムなどが、農業施設としては複合環境制御温室、光センサー選果機、ライスセンターなどが整備されています。京大農場ではこれらの施設を活用して、先進的な農業技術と食やエネルギーに関するグリーンエネルギーファーム実習教育を行います。

京大農場が提供する共同利用実習の概要

①京大農場が開講する共同利用実習(単位認定を伴う実習科目の提供)

全国大学等の様々な分野の学生を対象に共同利用実習科目「食卓の栽培学と実習」および「グリーンエネルギーファーム論と実習」を開講しており、いずれも夏期4泊5日の宿泊実習である。受講者を公募して単位認定を行う。学生が個人で応募する。

②他大学による共同利用実習(他大学の授業科目の一部を実習として実施)

他大学の開講科目の一部について京大農場を利用して実施するものであり、全国の大学を対象に公募し、農場での実習内容や時期等を利用大学と調整して実施する。他大学の科目担当教員が応募する。

③他大学による共同利用研究(他大学学生の論文作成等の研究の一部を実施)

全国の大学・大学院を対象に卒業論文、修士論文、博士論文の研究に関わる一部を本農場で実施するものである。他大学の論文指導教員が応募する。

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