京都大学農学研究科附属農場

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ご挨拶

ごあいさつ


京都大学大学院
農学研究科教授附属農場長 冨永 達

京都大学大学院農学研究科附属農場は、1923年に京都帝国大学(当時)に農学部が設置されたのに伴い、1924年に現在の京都大学北部構内(京都市左京区)に開設され、1928年には大阪府三島郡磐手村(当時、現在の高槻市)にも設置されました。2016年4月に高槻市から京都府木津川市に全面移転しました。附属農場には、1998年以降農学研究科生産管理科学講座がおかれ、この講座に所属する教員が中心となり、教育研究に携わっています。

附属農場は、教育面では、農学部や農学研究科の農学と農業に関わる実習教育を担当するとともに、京都大学全学の教養・共通教育も開講しています。また、京都大学だけにとどまらず、国内外の研究者の研究・研修の場としても広く活用され、関連分野を先導する研究者や指導者を輩出してきました。また、附属農場は農学の実証的研究の場でもあり、設置以来これらに関する顕著な研究成果をあげてきました。

木津農場は、JR木津駅の東1kmに位置し、約25haの敷地には400kwのシリコン型太陽電池やトリジェネレーションシステムを導入した温室など環境負荷の少ない農業生産を実証するための新しいコンセプトにもとづく水田や畑地、果樹園、施設園芸用温室などが合理的に配置されています。本館には教育研究用の先端的設備だけでなく、調理実習室や宿泊施設も備え、農作物の栽培、収穫、調理、食までの一連の実習を行うことができます。また、プロジェクト研究用の研究室と圃場も設置し、学内外の研究者と広く共同研究を展開することもできます。

この農場では、農業や食糧に関わる世界的な諸課題の解決に向け、将来を見据えた「自然エネルギー利用型農業モデルの構築」、「高品質・高収量作物生産のための新技術開発」、「次世代型有用植物の開発」、「ICTを活用した革新的農業技術の開発」、「農工医連携研究プラットフォーム」を主要目標として掲げ、環境負荷を低減する循環型の農業技術の開発に関わる教育研究を農学的手法だけでなく、工学的、医学的観点など多様な面から展開し、将来の農学と農業に関わる分野を牽引する人材を育成します。このような教育と研究を通じて、世界の食糧問題の解決に寄与したいと考えています。

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