京都大学農学研究科附属農場

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農場概要

京大農場施設全景

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本館概要

本館は3階建てで延面積が約3400㎡です。1階にはオープンスペースとして農産物販売室や市民交流コーナーを設け、農場で生産した作物の販売や栽培などに関する情報提供を行います。2階は研究スペースで、共同研究のためのプロジェクト研究室・実験室も設けています。教育施設としては、1階に食品調理実習室や更衣室、2階に培養形態観察実習室、3階に60名の講義室2室(1室120名で使用可)、宿泊施設などがあります。

1F
事務室、技術職員室、会議室、食品調理実習室、更衣室、物質動態測定室、種苗庫、農産物販売室、市民交流コーナー
2F
教員研究室、学生研究室、図書室、セミナー室、培養形態観察実習室、中央実験室、遺伝子実験室、インキュベーター室、分析機器室、顕微鏡室、プロジェクト研究室
3F
講義室Ⅰ、Ⅱ、宿泊施設(学生6人部屋、教員・研究者個室、談話コーナー、シャワー・ランドリー室)

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圃場概要

木津農場の総面積は24.6haで圃場面積は約11haとなります。水田は4.2haでイネを栽培しますが、地下水位制御システムにより田畑輪換を行い畑作物のダイズやムギなどを栽培します。また、ライスセンターでは玄米の選別や精米を行います。果樹は3.2haで無加温ハウスでは高品質なブドウやナシ栽培を行い、光センサー選果機により高精度な品質保証を行います。蔬菜は1.2haでトマトやイチゴは施設栽培を行い、太陽光発電によるGEFモデルの実証やガスによる暖房と炭酸ガス施用および発電を行うトリジェネレーションシステムの検証をします。
花卉は0.7haで施設栽培を行います。複合環境制御温室ではバラの周年栽培を行い、トリジェネレーションシステムも導入します。その他、遺伝子組換え隔離圃場用地を0.5ha、プロジェクト研究圃場を1.4ha準備しています。また、太陽光発電パネル、特定栽培温室、GPS基地、農業機械類の走行試験用トラック、バイオマス循環施設などを設置します。農業用水は深井戸による地下水を利用し、水田には配水池から供給します。農業排水や雨水は集水池に貯留し、一部はビオトープなどにも利用します。

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